弱小校モード追加後初めて、そしてシーズン1の最終タームとして行われた今回。
出場校の最高チーム力はついに大台の5000を突破(こなそ高校、5084)。今回5000を越えたのはこなそ高校のみだったが、今後の大会では同様のチームは増えていくだろう。
参加校数も歴代最多の857校となり、ついにA〜Zの予選ブロックでは収まりきらなくなった今大会だが、そんな予選についてハイライトを見ていきたい。
まずは、初代王者駿台連合高校の不参加。1-1や1-2の大会の成績で奮っていなかったものの、チーム力では五指に入る強豪の不在は大きな衝撃をもってて受け止められた。
続いて予選Gブロック。過去ベスト8以上に2回進出した古豪の満腹大学付属高校(チーム力4409)と、前回大会優勝のなげねこ高校(チーム力4620)が準決勝で対戦。2-3で満腹大付が惜しくも予選敗退となった。
最後に予選Kブロック。ここは前回までの大会でベスト8を経験した、にゃんこ高校とやまと高校の二校が初戦からぶつかる激戦区。その結果、やまと高校はチーム力4437ながら予選一回戦での敗退となった。
さて、こうして勝ち上がった27校。それらが繰り広げた激闘の本戦についても以下で見ていきたい。
今回の本戦最大の見どころの一つともいえるのが、2回戦2試合目のなげねこ高校 vs とりあえず高校のカード。
双方ともに前回、前々回大会の優勝校であり、チーム力も4620(なげねこ)4902(とりあえず)と優勝候補の筆頭格。そしてアルティメットトーナメント史上初めて優勝経験校が直接ぶつかる戦いとなった。
試合は2−1となげねこリードの9回裏、2アウト2ストライクからとりあえず5番の焼餃子が起死回生の同点ホームランで追いつく。
そして攻守代わっての延長10回表。なげねこの焼餃子が負けじとレフトスタンドにソロアーチを放って突き放すと、8番ねぎとろがダメ押しホームラン。この2本が決勝点となり、試合は4-2でなげねこ高校が勝利を収めた。
準々決勝では今大会最高チーム力のこなそ高校とルーツ高校が対決。戦力ではこなそ有利かと思われた一戦だったが、ルーツのうに・まかないが3回以降安打一つ許さぬパーフェクトピッチング。
戦力差300を覆し、ルーツ高校が5-3で辛くも勝利を掴み取った。しかし、そのルーツ高校を待ち構えていたのは強豪校との連戦だった。
準決勝の対戦相手は佐伯鶴城高校。6回までルーツが2点をリードするも、7回に佐伯が一挙4得点の猛攻。佐伯鶴城高校が今大会屈指の戦力の底力を見せつけ、4-3で決勝に勝ち上がった。
決勝戦は、前回大会2回戦と同カード。雪辱に燃える佐伯鶴城高校(チーム力4922)と連覇を狙うなげねこ高校(チーム力4620)の対決となった。
試合はハイレベルな投手戦に発展したが、2回と7回になげねこの焼餃子・ねぎとろがソロアーチ。投げては、なげねこのエースであるうなぎが佐伯打線を9回3安打無失点とシャットアウト。
なげねこ高校が史上初の連覇という偉業を見事成し遂げた。
なげねこ高校の連覇の理由としては、前回大会に引き続き66種類と大会最多の相性、豊富な特殊能力も理由にあるが、
何よりスタメンから控えに至るまで全員がチームスピリット100、合計2000の圧倒的なチームスピリットがあるだろう。
弱小校実装によって、プレイヤーが狙ってチームスピリットを上げられるようになったが、これを最大限利用した育成がなげねこ高校の選手たちと言える。
終わってみればベスト4に進出した高校は、うち3校がこれまで一度もベスト8以上に進出したことのない高校。シーズン2に向けて、強豪校の顔ぶれの変化を感じさせるタームとなった。
シーズン1の都道府県ランキングでは1位愛媛(14pt)、2位島根(9pt)、3位兵庫(6pt)、同点4位が岐阜、福岡、大分(4pt)。西日本ばかり上位にランキングしているのは興味深い。
またレートランキングTOP10は以下の通り。
1位 なげねこ(1782)、2位 とりあえず(1745)、3位 こなそ(1723)、4位 佐伯鶴城(1711)、5位 あいりまにあ(1708)
6位 海山幸(1690)、7位 ヤマト高校(1678)、8位 にゃんこ(1674)、同点9位 とちく(1659)、同点9位 旨志(1659)
シーズン1終了に伴い、全国大会・アルティメットトーナメントの各レートランキング1位に対しては、限定アイコンが授与されるとのこと。
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